定山渓鉄道資料集

<十五島公園停留場> 昭和34年開業。木造のホームと待合小屋だけの無人駅。時期には炊事遠足などで賑わう十五島公園へのアクセス対策として設置された。一方で、戦後、藤の沢(現 藤野)周辺で自社開発した宅地分譲により増えた住民の利便という目的もあったが、平行する国道が整備されるに従い直接都心へ乗り入れる自社バスの営業と競合し、条件はあまり良くなかったのではないだろうか。図面は昭和34年6月23日。

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