定山渓鉄道資料集

<藤ノ沢停車場> 大正7年10月17日、鉄道開通と同時に開業した駅。このあたりは定山渓とのほぼ中間地点にあたり、列車行違いのための岐線も設けられていた。明治から大正にかけての入植者も多く果樹など農産物などを取り扱う重要な駅であった。当時、付近一帯は歴史的に石狩場所請負人村山伝兵衛と関わりが深いことから、その屋号である”丸重吾”が土地名として呼ばれていたが、駅用地を提供した加藤岩吉氏と小沢清之助氏のそれぞれ一字ずつをとって駅名を”藤ノ沢”とした。電化後は構内に変電所が設置されている。図面は昭和39年2月25日。

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